床に落ちている輪ゴム問題。




美容師にとって、大事な道具はなんだろう?

ふとそんなことを考えたときに、まず先に出てくるのは

ハサミ

です。

これは間違いないですね。

ハサミがあればどこでもカット出来るし、

美容師としてお金を稼げるわけです。

(場所の法律うんぬんは別として)

 

大体、6〜8万円くらい。

ハサミ一丁の値段です。

それを数本持っているわけですから

美容師の自己投資ってすごいですよね。

 

それだけのものですからもちろんハサミは大事にします。

んでも、

どこの美容室でもあるあるかと思いますが、この光景。

パーマ巻くときなんかに使う輪ゴム。。

これが床に落ちているときに、あなたならどうしますか?

こういった場面に遭遇するときに、意外にホウキを持っている自分な時が多い・・・笑

 

あぁ〜しゃがむのだるいなぁ〜ホウキで掃いてすてちゃえ〜

 

リトルな自分がざわめき出すわけです。

拾う人と、ホウキで掃いて隠す人。

両者いますよね。

 

はっきり言ってこれって

自分に厳しくできてるかどうかが試されてるんじゃないでしょうか?

自分に甘い人はおそらく捨てるでしょう。

ダメだとわかっていても、

自分に負けるんですよ。

 

でもこれって、

拾うことがえらいことでもないですよね。

それは当たり前のこと。

すごい美容師さんて、

次のことまでしっかりと考えると思います。

 

ゴムをちゃんと洗ってから戻す

なぜそこに落ちているのか考える

 

こういった感度の高さは、

お客様に対してのアンテナの広さ、気遣い、デザインのクオリティまで

意外とそういった部分につながっているんじゃないかなぁと思います。

 

練習しない、仕上がりをごまかす、日々消化するだけの毎日・・・

 

ダメな美容師という部分で例えたらきっとこういう部分なのかと思います。

 

床に落ちている輪ゴムを拾う拾わない、ただそれだけのことですが

美容師としての価値が問われるものなんですよね。

 

ふと思ったところ。

自戒の意味でも書いてみました。。

(毎年書いてる気がする・・・笑)