セノウ流ヘアカラーのこだわり




 

 

美容室に行ってカラーリングをした時に、『感動』をしたことがありますか?

僕はカラーリングにおいて、こだわりをもって臨んでいます。

 

カラーリングにおけるこだわり3箇条

・髪をダメージさせない
・とにかくキレイな仕上がり
・色持ちの良さ

 

髪をダメージさせない

 

 

よく質問を受けます。

「カラーをすると髪は傷みますか?」

これは正直、カラーリングすると髪は傷みます。
カラー剤は種類は様々ですが、

一般的なヘアカラーの酸化染毛剤と呼ばれる薬剤においては、
カラー剤の中に含まれるアルカリ性の力で髪の表面キューティクルを開いてメラニン色素を分解、そして色素を髪の中にいれて発色をしていく訳です。

キューティクルを開くという行為は髪のダメージにつながります。

しかし、ヘアカラーをするのが当たり前になった今、1番大事なのは

いかに髪のダメージを抑えながらカラーリングができるかだと思います。

僕のこだわりで、ヘアカラーを塗る上で大事にしていることがあります。

 

・コーミングの回数
・髪の水分量
・乳化という技術

 

コーミングとは美容師さんの中の共通言語ですが、要はクシでとかす技術です。

 

「え?クシでとかすのって人によって違うの?」

 

なんて思われる方も多いかと思いますが、まったくもって違います。
クシの角度髪の水分量で髪の毛にかかる負担はまったく違ってきます。

僕はこのコーミングの回数をカラーリング施述では極端に少なく染めていきます。
それにより、キューティクルに負担をかけずにカラーリングをしていきます。

基本的にはウェットカラーで染めていく手法で、髪に対しての摩擦を軽減しながらダメージレスに徹底的にこだわって染めていきます。

 

そして、乳化という技術。

乳化はヘアカラーのシャンプーをする直前に行う技術で、カラーの色持ちやツヤ感の向上に効果的です。

もともとカラー剤に含まれているトリートメント成分を最大限に引き出すのもこの乳化という作業です。

このやり方で、驚くくらいカラー後の髪の質感がよくなります。

 

 

 

とにかくキレイな仕上がり

 

美容室でカラーをした際に、カウンセリングでどの程度、髪の状態を見られましたか?

 

「じゃあ、アッシュ系で染めますねー。」

「ちょっと暗めにしますねー。」

 

かなりアバウトな感じではありませんか?

 

僕はとても違和感を感じます。

 

おそらく、ほとんどの美容師さんがカラーリングをする際にカラー剤は2種類しか使わないという現状です。

それは髪の根元(黒いところ)と、毛先(茶色いところ)の2種類です。

月に1回ペースで染めていたり、髪のコンディションが良い方は2種類の薬剤で問題ないかと思います。

しかしながら、2ヶ月に1回、3ヶ月に1回とカラーリング周期が延びると、髪の状態は部位によって大きく変わってきます。

例えば、髪の表面は夏は紫外線冬は乾燥などの外部の影響を受けやすい部分であったり、
髪の襟足付近、耳の後ろの部分は髪が少し太く暗く見えやすいところだったりするのです。

なので、僕はだいたいの場合薬剤を3種類以上は塗り分けするカラーの手法を使っています。
そうすることで、髪が動いたときもキレイな均一な染め上がりになりますし、色持ちも格段によくなります。

 

貴女の髪はどうですか?

 

なんとなく、どこか明るいところと暗いところ別れてないですか?

 

 

色持ちの良さ

 

せっかく美容室で染めてもらったカラーを長くもたせたいのは誰しもが思うことです。

キレイな色を長くもたせる方法をお伝えします。

わかりやすくまとめると・・・

 

美容師さんの染め方で変わる。
シャンプー剤をアミノ酸のものに。
月1で染め続けること。

 

美容師さんの染め方で、色持ちはまったく異なってきます。

これはそもそものカラー剤の原理の話にはなるんですが、カラー剤は塗った直後から色素が髪の中に入っていき髪の内部で色素同士がくっついていきます。

色素同士がくっつく程、カラー剤は髪の外に出にくくなり色持ちが良くなります。
これを酸化重合というのですが、色持ちにおいて大事なのはここまで考えて美容師さんがカラーをしているかどうか?

完全発色(色が出きったところ)まで、じっくり時間をおいてあげるのが大事なんです。

おおよそ25〜30分がその目安と言われています。

なので、塗ってすぐにシャンプーをしてしまうようなやり方では、
色持ちが悪いのは当たり前ですよね!

僕のやり方では、コーミング数を極限まで減らしシンプルな工程で、じっくり時間を置くことを大事にしています。

せっかく染めたのなら、1日でも長くキレイな色をもたせたいですからね!

そして、もうひとつ大事なのは使うシャンプー。

これはすごく大事です。

色合いが気に入っている大事な洋服を、漂白剤入の洗剤でジャバジャバ洗うと色落ちしますよね?

残念ながらドラッグストアに出ているシャンプーでは色持ちはさほど期待できません。

アミノ酸の洗浄剤でできている低刺激なシャンプーがオススメです。

正直、値段もそこそこ高いものが多いですが、別人のように髪がキレイになる場合もあるのでアミノ酸系のシャンプーを使うことをオススメします。

 

最後に、カラーリングの理想の周期についてです。

僕はカラーリングは月に1回染めるのが理想と考えています。

これはなぜかというと、どんどん理想の髪色に染め上げることができるからです。
永久的に持つカラーリングは存在しません。いつかは退色してしまいます。
しかしながら、月に1回という頻度で染めていくと、前回染めたカラーの色素がぬけきらない状態で染めることができるので、回を増すごとにクオリティが格段に上がります。

とくにアッシュ系ベージュ系などいわゆる外国人風の色味はブリーチオンカラーとさほど変わりないクオリティまで発色を強めることも可能です。(4〜5回くらいで理想の色までいけます)

前述しました通り、月に1回染めても繊細な染め方をすればダメージはほぼ気になりません。

こうして作られたオーダーメイドのカラーは、周囲から褒められると思いますし、

 

「その色にしたい!」

と言われることもかなり多いと思います(お客様談)

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

・髪をダメージさせない
・とにかくキレイな仕上がり
・色持ちの良さ

この3箇条でもってカラーリングをすると今までとは全然違うクオリティになります。

せっかく美容室でカラーをするのであれば、こだわりをもったカラーをされた方が圧倒的に良いと思います。

本当にキレイなカラーを体験してみませんか?

 

そしてこれからも、さらなるキレイなカラーを追求してまいりたいと思います。

 

 

初めての方もお気軽にご相談ください☺︎