1年経って改めてふと、みりんのことを思う。


 

気付いたらみりんが家に来てから1年が経っていました。

 

 

僕とみりんの出会いはお店のビルの地下だったんですよね。

 

営業終了後、さらに練習とかも終わったあとの夜遅く、うちのスタッフがコンビニになんか買いに行ってたとき、

「みゃーみゃー」鳴き声が聞こえてきたわけです。

みんな「あれ?なんだろう」って感じで。

うちのスタッフ以外の人達もどこで鳴いてるんだろう?って行き交う人達みんあ不思議そうにキョロキョロと。

 

鳴き声のする方、非常階段の下のはしごのさらに下を覗き込むと、

真っ暗闇に光るものが2つ。

子猫がいたんですよね。

4mはあるであろう地下通路部分。

 

そこに迷い込み落ちてしまった様子で、みゃーみゃー鳴く声は救いの声なのか警戒の声なのか・・・

んでもこのままだと、一人で脱出することも出来ないですし、何よりも怪我をしていないか心配だったので、

はしごを降りてとりあえず保護しようということに。

 

スマホのライトをかざしながら、埃まみれの地下の手すりはちょっと非現実的な感じでしたが、なんとか子猫のところまで行きました。

すると、耳をパタンと折りたたみ、シャーという猫独特な鳴き声で警戒してきたんですよね。

さすがに僕もそんなところに長く居たくはなかったので、早く保護して地上に戻ろうと思ってスッと手を出したら、

「ガブッ」

噛まれました。けっこう痛かったんです。

大人の靴ほどのサイズのまだまだ小さい子猫でも噛まれるとこんなに痛いんだなぁと。

んでも、なんとか抱っこをして、不安と恐怖心でおしっこを漏らす子猫を抱えてはしごを登り、とりあえずお店に戻ったんです。

お店の水道でしっかりと洗ってあげて、ドライヤーで乾かして、

さてどうしましょう?

ってなったときに、けっこううちのスタッフがうちいけるかもです!なんて言ってくれたりしたんですが、電車の距離なんかも考えて我が家に連れて帰ったんですよね。

 

ビックカメラの大きな紙袋にタオルの敷いて、電車の中で時折響く、みゃーみゃーという鳴き声。

気まずく、端っこにいたんですが、意外にも色んな人が話しかけてくれたんですよね。

「拾ったんですか?見せてください。」

「うちも8匹飼ってるんですよね〜」

動物好きに悪い人はいないですね。と確信しました。

そんなわけで、なんとか帰宅。

 

妻に事情を説明して、引き取る先が見つかるまではうちで飼うことに。

簡易的なダンボールハウスのさらにすみっこに小さくまるまった状態でブルブルと震える感じでした。

子猫用のミルクを与えつつ、その日は隣りで寝たのを覚えています。

数日が経ち、少しずつですがうちにも慣れてきたころに、病院に連れていくことにしました。

野良猫として育った猫は、高確率でお腹に虫がいる場合があったり、猫エイズに感染していたりするそうなので、その検診を。

結果、やっぱりいましたね。虫。

 

薬が処方されて、面白いことに体につける塗り薬とかもあるんですよね。

(毛ばっかりなのに効くんだ・・・)

 

猫はもちろん人間でいう国民健康保険やらの社会的な保険なんてないですから、こういった検診でもけっこうお金がかかるんですよね。

任意の保険はもちろんありますが、そこそこ高かったりもします。

病院によっては保護した猫の場合は何割か負担してくれるところもあるみたいなんですが、全部がそうではないですもんね。

 

それから数日が過ぎ、少しずつですが人間にも慣れてきたころに、ひとつ考えたことがありました。

 

親猫はいるのだろうか?

親猫は探していないだろうか?

 

保護した時は、さすがにまた道に放置して帰ってくるわけもいかず、親猫のことよりもとりあえず安全なところに。なんて考えが率先して、そこまで頭が回っていなかったんですよね。

なんかそこからが自分の中ですごく複雑な気持ちになりました。

例えば、お店の近くでちょっと似た様な柄の猫を見かけると、

もしかしてあれはお母さん???

なんて思ったりもしましたし、どこか罪悪感を覚えることも。

 

なにがみりんにとって幸せなのか?

 

おそらく犬や猫を拾ったことがある人なんかは1度は考えることかと。

 

そんな葛藤とともに結局うちで飼うことに。

まぁ、だいたい保護してしまったら愛情が生まれちゃいますからそうなりますよねw

数ヶ月経つにつれて、

 

だんだんと僕は嫌われていきました。

 

うん?そうなんですよ。嫌われていったんですよ。

不思議ですよね。命の恩人!!

 

動物にもオス、メスの相性があるんでしょうね。

みりんはオスですが、おそらく生理的に受けつけないんでしょうね。

だいぶ悲しかったですがしょうがない。

 

そんな感じで1年が経ち、まだ少し嫌われていますが、

みりんが日々楽しく生きていることが実感できる気がしています。

 

食べ過ぎてデブになりつつありますし、足にう◯こをつけて布団の上で寝ていたりムカつく時もありますが、かわいいですよね。

 

動物を拾って育てることはとても覚悟がいることだと思うし、自分の人生でそれを学ばせてもらったことに、みりんに感謝ですね。

ちょっとおおげさですが。

 

今、猫ブームがちょっときているみたいですが、猫はいいですよ〜

手がかかりませんからね。

なかなか空気読んでくれますし。

(忙しいときはいない、暇なときにやってくる)

 

ちょいと逸れましたが、

なんか最近は本気で、世の中の動物虐待や悪徳ペットビジネスが無くなってほしいなぁなんて思います。

 

猫は癒されますよ〜

 

ではでは。。。

 

(今度インスタとyoutubeの専用ページ作ろうかな・・・親バカです、ひひひ)