こんにちは。
くせ毛顧客9割以上、くせ毛専属美容師のセノウです。
今回は、
くせ毛の楽な髪型って何なの???
について、各長さのメリット・デメリットについて記していきたいと思います。
ショート
お手入れ ★★★☆☆
スタイリング ★★★☆☆
似合う度 ★★☆☆☆
トータル評価 ★★★☆☆
メリット
・シャンプーやドライヤーが楽
・髪のダメージが気にならない
・くせ毛をパーマ風に生かせる
・似合えばおしゃれ感が抜群
・女性ウケが良い
デメリット
・似合わないと厳しい
・こまめにカットが必要
・男性ウケが悪い
・カラーをしないと重たく見える
・寝癖がつきやすい
・下手な美容師さんだと大変なことになる

ショートヘアは何といってもドライヤーで髪を乾かすのが楽です。
ロングだと30分くらいかけて乾かしていたのも、ショートの場合は5分で終了!みたいな感じで、とにかく乾くのが速いです。
特に、夏場はドライヤーを使って乾かしているのに、暑くてすぐに汗をかいてしまって結局乾かない。。。
なんていうロングヘアのお悩みが一気に解決できます。
ただ、朝の時点で寝癖がつきやすかったり、頭の形の影響を受けやすかったりもするので、朝は軽く濡らしてスタイリングをすることオススメします。
朝に多少時間をかけられる方のほうが良いかもしれませんね。
あとは、個人差はあるかと思いますが、ショートは男性ウケが比較的良くない傾向にあります。
男性はロングヘアが好き、、、なんだかんだでそういった方が多いような気がします。
(ちなみに僕もロングヘア派)
ショートヘアは同性ウケは良いみたいですね。
なぜでしょうか?
「自分もやってみたいけど、、、なかなか勇気が。。。」
そんな方が多く、いざショートヘアにチャレンジしている人を見ると、一種の憧れみたいなものが芽生えるんでしょうかね?
ちなみにショートヘアは月に1回のペースでカットをすることをオススメします。
(シルエットが崩れやすかったり、襟足が伸びてきて気になることが多いので)
ショートボブ
お手入れ ★★★★☆
スタイリング ★★★★★
似合う度 ★★★★☆
トータル評価 ★★★★☆
メリット
・幅広い顔型に似合う
・乾かすのが楽
・伸びてきても崩れにくい
・男女ともにウケが良い
・くせ毛がまとまる安井
デメリット
・カラーかパーマをしないと中学生ぽくなる
・担当美容師さんによって技術の差が出やすい
・襟足の生え方によってはできない方も

まず、ショートボブの長さの定義になってきますが、基本的にはショートよりも長くて、ボブよりも短いヘアスタイルになってきます。
一般的に言われてるのが、カットの段差の入り具合。
襟足はかなり短いけれども、段差があまり入っていないヘアスタイルをショートボブと呼ぶことが多いです。
もし、「くせ毛だけど思いっきり切ってショートにイメチェンしたい!」なんて思っている場合は、とりあえずこのショートボブの長さをオーダーすると扱いづらいという失敗は比較的少なくなるかと思います。
ショートボブは髪が伸びてきても形が崩れにくいメリットがあるのです。
(そのまま伸びてくればボブっぽい形になってきますので)
また、トップがペタンとしてしまうお悩みがある方なんかも、カットで調整しやすい長さですし、お顔周りの長さもコントロールしやすいヘアスタイルなので、幅広くお悩みにも対応できるヘアスタイルです。
デメリットとして、中学生っぽく見えないようにするのが重要かと思います。
「あれ?なんだか幼くなった???」
そんなことも多々あるヘアスタイルですので、直毛&黒髪の方はカラーで雰囲気を変えてあげた方が良いですね。
ボブ
お手入れ ★★★★☆
スタイリング ★★★☆☆
似合う度 ★★★★☆
トータル評価 ★★★★☆
メリット
・挑戦しやすい髪型
・似合わない人が少ない
・バリエーションが豊富
デメリット
・くせ毛の場合ハネたりする場合がある
・くせ毛が強いと横に広がりやすい
・人とかぶりやすい

昨今のボブブームから、今も継続して人気が高いというか、
基本的にボブに関しては、
「似合わない人があまりいない長さ」
なんじゃなかなあと思います。
ボブのスタイルはバリエーションが豊富ですし、ワンカールのパーマやゆるふわウェーブを合わせると、幅広くヘアスタイルを楽しむことができます。
スタイリングに関しても、基本的にはあまり大変なところはないですね。
2018年からだんだんと増えてきた外ハネボブのヘアスタイルも
ストレートアイロンやコテで外巻きにするだけなので、慣れれば簡単です。
しかしながらまれに、
「右側がすごくハネてしまう」
なんていう場合が多いんじゃないかなあと思います。
これは美容師さんのカットの仕方も多少関係しているのですが、
ほとんどの原因は
「その方のもともとの生えグセ」
の場合が多いです。
つむじの巻きの方向で、右側がハネやすいという方が日本人の場合8~9割くらいかと思います。
それを解消するには、
・耳にかけてしまう
・パーマで内側に入りやすくする
・あえて外ハネでいく
・朝のスタイリングを頑張る
このどれかの手段を使わないといけないので、
ボブに関してはそこの部分が苦にならなければ、とても楽なヘアスタイルだと言えますね。
強めのくせ毛の方はボブの長さは注意が必要です。
髪の長さが短くなった時に、髪の毛自体の重さが取れて、下に引っ張る力が弱まることで、
クセが出やすくなることが多いです。
軽くしてボリュームダウンを狙う時も、スタイリングは必須。
ピンチの時は縛れる長さにしておく方が良いでしょう。
ミディアム
お手入れ ★★★☆☆
スタイリング ★★★☆☆
似合う度 ★★★★★
トータル評価 ★★★★☆
メリット
・縛れる長さである
・似合わない人は少ない
・何かとバランスが良い
・オールマイティーな長さ
デメリット
・肩の位置でハネやすい
・パーマやスタイリングが必要になってくる
・髪のダメージが気になりはじめる長さ

ミディアムの長さの定義がなかなか難しいのですが、基本的には
肩下~鎖骨くらいまでの長さ
になってくるかと思います。
この長さになると誰しも経験したことはあるかと思いますが、
「とにかくハネやすい」
ここが1番のデメリットかと思います。
それを克服するには、縛ってしまうのが1番です。
ですが、ミディアムくらいの長さで縛ると、
なんだか疲れている感が出たり、髪の毛にあまり気を遣っていない感が出やすいので、
こまめにカラーをすることや、縛っただけでもオシャレにみえるように、毛先のパーマやヘアアイロンでのスタイリングをしてあげた方が良いかと思います。
それでも、困ったときは縛って何とか乗り切る!が通用してしまうこのくらいの長さはなかなか魅力的なんじゃないかなあと思います。
ロング
お手入れ ★★☆☆☆
スタイリング ★★★☆☆
似合う度 ★★★★☆
トータル評価 ★★★☆☆
メリット
・寝癖はほぼつかない
・重さでクセが伸びる
・1番女性らしさが出る
・男性ウケNO1
デメリット
・ドライヤーが大変
・枝毛が出やすくなる
・トリートメントが必須

ロングの髪の場合、1番のメリットは基本的に何もしなくてもサマになってしまうところかなあと思います。
(パーマのスタイルは除く)
とくに、暗めなカラーの場合はカラーが伸びてきてもきになりずらいですし、バージン毛の場合はある程度ほったらかしておいてもそれなりにキレイに見えてしまうので得です。
がしかし、もし髪がバサバサだったり、カラーが見事なプリン状態になっていると、とても汚らしく見えてしまいます。
こまめなトリートメントによるケアや枝毛を美容室で切ってあげることなどを考えると最低でも2ヶ月以内にはお手入れをしてあげたいところです。
ドライヤーで乾かすのも時間がかかる長さになります。
キレイに維持できればとても素敵に見えますが、お手入れが苦手な方は汚く見えやすい。。。
ロングはお手入れが必須な長さになりますね。
ちなみに縮毛矯正をかける方はロングヘアにしておくと、
6ヶ月〜1年はクセが収まってくれるのでオススメです。
(もちろん矯正をする美容師さんの技術によってですが・・)
くせ毛の方はロングにして量をとるヘアスタイルにするのも楽ですよ(^^)
まとめ
くせ毛の方の楽な長さはその方の仕事やライフスタイルによってかなり変わってくるかと思いますが、
個人的にはショートボブの長さが1番なのでは?と思います。
ドライヤーをかける時間も短くて済みますし、オールマイティーに似合いますし、髪の悩みも少ない。
ちょっとハネたりしてしまっても今はストレートアイロンやコテなどリーズナブルな価格で手に入りますし、2ヶ月に1回カットをすればそんなにダメージも気になりません。
何より、ヘアスタイルに飽きても変化のバリエーションが豊富ですしね。
また、どの長さでも担当美容師さんのカットや似合わせの技術によって、スタイリングがすごく楽になったり、周囲からほめられることが多くなったりと嬉しい要素は増えていきます。
くせ毛の楽な長さもそうですが、自分のことをわかってくれる素敵な美容師さんに継続してカットをしてもらうことが、自分に合った1番楽で最高なヘアスタイルを見つけるコツかと思います。
参考までに、超絶オススメのヘアケアアイテムをご紹介
こちらは実際にお客様からのリアルな声をもとに、オススメの美容アイテムもご紹介します。
エスハートエス スカルプブラシ

特にオススメしたいのは、
■くせ毛でお悩みの方
■ロングヘアで髪が絡まってしまう方
このブラシは572本の細いかいピンが付いていて、シャンプーを泡立ててからガシガシとかしてながら洗うと美容師さんのシャンプーくらいしっかり洗えます。
ちょっと裏技なんですが、ドライヤーしながら髪をとかすだけで、普通のブラシよりもくせを抑えて乾かすことが出来るんです。
あとはトリートメントしながらこのブラシでとかすことで、トリートメント効果が全くと言っていいほど違ってきます。
あとはロングヘアで髪が絡まってしまう方にもオススメ。静電気防止のピンが外側に配置されているので、静電気を抑えられます。
ピンの数が異常に多いので、トリートメントをつけてからこのブラシでとかすことでトリートメントの浸透が格段に上がります。
毎日使うものなので、1本持っておくと本当に便利ですよ。
リアルにプレゼント用で買う方も多いです。
あとはN,ポリッシュオイル。
定番ではありますが、くせ毛の髪質との相性が抜群です。
(僕のくせ毛のお客様の9割はこのスタイリング剤を使ってます)
注意すべきなのは、
ドライヘア用のオイルなので、髪を乾かした後に馴染ませる
という点のみ。
自然なツヤが長時間キープされて、パサついてしまうくせ毛もキレイに見せることが出来ます。
自然由来の成分だけで出来ているのもポイントが高いですね。
数あるオイルの中でも抜群にオススメですよ(^^)
(ポンプは少し長いのでハサミで切って使うといいですよ)
いかがでしたでしょうか?
ぜひぜひご参考にされて見てください。