こんにちは^ ^
松戸美容室naitreのくせ毛専属美容師のセノウです。
このブログではリアルなお客様の仕上がりを載せています。
美容師さんもクセでお困りのお客様もぜひぜひ参考にして下さい⭐︎
応力緩和を使ったシャキーンとしないショートの縮毛矯正
先日ご来店いただいたお客様のご紹介です☆
エイジング毛や軟毛の方にありがちな、
縮毛矯正をすると毛先がシャキーンとまっすぐになりすぎてしまうような状態。
これは縮毛矯正の原理上、完全に防ぐことは難しいことなんですが、
毛先が自然に内側に入るような形にする事は可能です。
特にショートのお客様は短いが故にカットの頻度も多く、
矯正してある髪の毛を切るとまっすぐな毛先が出て来やすくなるため、
よりナチュラルな矯正の方がカットの持ちも良くなります。

こちらがビフォアの状態です。
根本のクセは3〜4センチほど伸びていまして、
毛先は何度かカットがしてある状態なので、
既矯正毛のストレートな質感が出てきています。

今回は根本のクセを伸ばしながら、毛先を自然な内巻きにするような、
デザイン性のある美髪矯正を行って行きます。
前処理の重要性

前処理は縮毛矯正やパーマの前に、髪の毛に足りないものを補ったり、
または薬剤が浸透しにくいところに通り道を作ったりするようなことをします。
縮毛矯正を1度でもかけたところは、タンパク変性が少なからず起きていて、
繊維状のケラチンタンパク質が溶けてアイロンの熱で繊維同士くっついている状態。
このような形になることで、 繊維間の間充物質が失われ、
毛本来の弾力が無くなってきます。
つまり硬くシャキーンとした不自然な髪の質感に変わってしまいます。
極力このような状態にならないように、縮毛矯正をかけるのがベストですが、
とても難しいことで、縮毛矯正は少なからずタンパク変性が起きてしまいます。
なので、毛先にもう一度薬剤を反応させるときに、
薬剤の浸透しやすい髪の状態を作る
髪の毛に必要なものをしっかりと補う
この2つを行ってから、薬剤を反応させることがとても大切になってきます。
あとは、意外と見落とされがちですが、
補給していく前処理剤の質がとっても大事です。
美容室の中でも安い商材はそれなりの効果しか得られません。
やはり1番は活性ケラチンを補給すること。
活性ケラチンは切断されたシスチン結合との再結合がしやすく、
毛の補修効果が高いためこちらをメインで補給します。
むしろこれ以外の加水分解されたケラチンは補修効果が半減します。
薬剤塗布

縮毛矯正がかかっている毛先に関しては薬剤のパワーはほぼ要りません。
むしろここで強い薬剤を先につけてしまうことで髪の毛は著しくダメージします。
世間一般的には髪質改善と呼ばれるようなトリートメントの成分の中に、
ほんの少しだけパーマ液の還元剤の成分を混ぜることによって、
質感を良くしていく薬剤を使っていきます。

なので僕は髪質改善という呼び方はあまり好きではないです(^^)
応力緩和による整形

パーマ液や縮毛矯正の薬剤が髪の毛についている状態で
髪の毛の形を変えていきます。
例えばご存知の通りパーマはロッドを巻くとその形に変わっていきますが、
応力緩和はそれと同じことをやっていきます。
(パーマは本当は2剤の方が大切なんですがそれはまたおいおい改めて、、)
今回の矯正においてもその原理を応用していきます。
毛先の形を自然な内巻きになるように曲げていくやり方になりますので、
弱い薬剤で細めのロッドで巻きながら薬剤を放置していきます。
この辺は 1剤の水洗時のシャワーの水圧も考慮して、
かなり細いロッドで選定をしています。
※一人ひとりの癖の出方や髪質によってこの作業は変えていきます。
アイロン操作

縮毛矯正でアイロンの入れ方はすごく重要になってきます。
アイロンを入れる前の髪の毛の状態がどうなっているか?
肉眼では見えないんですが、
髪の毛の中身が今どうなっているかがすごく大事です。
1剤水洗時に中間処理という行程がありますが
これもすごく大切な行程です。
ざっと挙げるだけでもこんな感じで、
CMC
髪の毛に柔軟性を与え、各種成分が髪の毛の中に浸透しやすくする
低分子活性ケラチン
分子量が小さい活性ケラチンで、コルテックス内を補修
高分子活性ケラチン
分子量が大きい活性ケラチンで、キューティクル近くを補修
レブリン酸
各種成分を架橋反応させて定着を高める
キトサン
キューティクル付近を補強して熱耐性を与える

中間処理の1番の目的は、
毛が膨潤された状態でアイロンの熱やプレスが入ってしまわないこと。
膨潤状態で高温のアイロンが入ることにより、
髪の毛が不自然なストレートに変形してしまったり、
最悪、熱によって毛が焦げてしまったりもします。
今回のケースの場合は根元のクセ部分と毛先のダメージ部分では、
アイロンの温度とプレートの素材が違うアイロンを使い分けて施術しています。
やはり、テフロンのプレートの方が熱の当たり方がマイルドになるため、
ダメージ毛やブリーチしてある毛先に対して効果的です。
仕上がり

乾かしただけで毛先が動くようなナチュラルな質感になりました。
画像だと少しわかりづらいのが残念ですが・・

この毛先が少し動くかどうか。
2〜3ヶ月後の扱いやすさに違いが出てきます。
毛先がシャキーンとした矯正をかけてしまっている場合、
特に髪が短くなればなるほどハネやすくなってきます。
これは根元のうねりが毛先のストレートを色々な方向に向けてしまうことによって
ストレートの毛先が外側に跳ねてしまうことが原因になります。
毛先を内巻きにしてあることで根元のクセが出てきても、
結果、ゆるい毛先パーマをかけているようなスタイルになります。
ビフォー&アフター

綺麗なシルエットと質感になりました。
これでしばらくは乾かすだけでブローしたようなヘアスタイルが持続します。
この投稿をInstagramで見る
ご来店ありがとうございました。
こんな感じもぜひぜひご参考までにどうぞ!!
インスタグラムもぜひぜひフォローをお願いします!!👇


最近は美髪矯正のご予約が取りづらい状況が続いております。
平日→1ヶ月前、土日→2ヶ月前を目安にご予約下さいませ。
松戸でカットと縮毛矯正が上手な美容室を探している方はぜひご相談下さい(^^)
メニュー&料金になります☺︎↓↓↓