こんにちは^ ^
松戸美容室naitreのくせ毛専属美容師のセノウです。
このブログではリアルなお客様の仕上がりを載せています。
美容師さんもクセでお困りのお客様もぜひぜひ参考にして下さい⭐︎
縮毛矯正が上手い美容師さんはカット技術も必要
先日ご来店いただきましたお客様。
縮毛矯正をかけるのは1年ぶりくらいで、
根本の髪の毛が膨らんで扱いづらい状態になってしまっています。
くせ毛の性質としては、捻転毛と波状毛が混ざっている癖ですが、
捻転毛の割合がとても多い感じですね。
これは乾かしたときに髪の毛がねじれる現象によって髪の毛が膨らみます。
捻転毛に関しては、
髪の毛の中のタンパク質のバランスが不対象になってしまっているのが原因で、
ドライヤーのコードがねじれるように、
髪の毛もねじれることによってスパイラルパーマのような広がりが出てしまいます。
このねじれた捻転毛の癖を伸ばすには熱処理が必要不可欠で、
例えば、『ストレートパーマか縮毛矯正かどっちがいいの？』
みたいな話になったりするんですが、
この捻転毛のくせに関しては、
熱処理が必要不可欠になりますので、
縮毛矯正でしか癖を伸ばすことはできません。
さらに、捻転毛はしっかりとブラシでテンションをかけながらアイロンをしていかないと、
ねじれてしまっている毛がまっすぐにならない状態でアイロンをすることになってしまい、
ねじれたままアイロンでプレスして潰すという、
最悪の縮毛矯正になってしまうケースもあります。
なので、この捻転毛の矯正施術は特に、
縮毛矯正が上手な美容師さんにお願いしたほうが良い施術なんですよね。
ここからは問題に入りますが、
縮毛矯正が上手な美容師さんてカットもそれなりにうまいと思っていて、
その理由が今回のこちらの施術がとても良い例なんですよね。
縮毛矯正をするときにカットからやるか矯正からやるか？
これってその美容師によってやり方が変わってくるんですが、
基本的にあまり長さを切らないようでしたら矯正からスタートしてもOK。
でも長さをバッサリ切ったり、
あとはショートの場合はカットからやったほうが絶対にいいんです。
何故かと言うと毛先を内巻きに作っていく上で矯正をした後に長さを切ってしまうと、
その内巻き部分がカットによってなくなってしまうんですよね。
なので長さの設定に関しては先にカットで行い、
仕上げのカットではあまり長さを切らないようにしていく必要があります。
先にカットをする場合癖が強いとカットラインがわからなくなったり、
カットして膨らんでいる状態を見るとすごく不安になったりするのですが、
その癖が伸びた状態の形をイメージしながらくしによるシェーピングであったり、
カットの毛先の切り口の作り方、
そういったものを全部計算する必要が あるんです。
なので、ストレートヘアをカットするよりもすごく複雑になります。
しっかりとベースカットを切った後に縮毛矯正をして美髪矯正をして、
最後に量と質感を整えた仕上がりがこちらですね。
仕上がり
しっかりと丸みやフォルムが出ているかと思います。
これは毛先を少し内側に入るように矯正をしているからこそなんですよね。
髪の毛は動いた時にこそ、その美しさの本質が現れます。
なのでご自宅でご自身で簡単に再現できるというのが1番大事なんです。
そういった意味でも、
美髪矯正は基本的には自然な柔らかな内巻きに入るような縮毛矯正になりますので、
スタイリングも簡単ですし、矯正の持ちも良くなります。
縮毛矯正でうまくいったことがない方、
ご自身のヘアスタイルを諦めてしまっている方、
ぜひぜひ一度ご相談下さいませ。
こんな感じもぜひぜひご参考までにどうぞ!!
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