市販カラーってなぜ傷むの?サロンカラーの違いをくせ毛専属美容師がわかりやすく解説します。




こんにちは^ ^

 

松戸美容室naitreのくせ毛専属美容師のセノウです。

いつも縮毛矯正やくせ毛のカットのネタを書きなぐっておりますが、

今回はちょっと皆さんがなんとなく知ってはいるけど詳しくは知らないであろう

このネタについてお話ししていきたいと思います。

 

市販カラーとサロンカラーの違い

これです。これ。

ドラッグストアに行くとたくさん並んでますよね?

500円くらいから1000円のものまで、おうちで染められるカラー剤。

これって髪傷むんだろうな〜となんとなく思ってる方多いとは思うのですが、

実際何がどう髪に良くないの??

ってところなんですよね〜

 

 

最初に3つ、市販カラーのデメリットを挙げますと、、

過酸化水素濃度の調整が出来ない

アルカリ剤が強いのが入っている場合が多い

アルカリ中和をしないので髪の毛が不安定なまま

 

ちょっと難しいですよね。

わかりやすく解説していきます。

①過酸化水素濃度の調整が出来ない

まず初めにこちらですね。

過酸化水素濃度とは?というところなんですが、

カラー剤は市販のものでも1剤と2剤で分かれていて、その2つの剤を混ぜわせてカラー剤を調合します。

この片方が過酸化水素なんですよね。

ちなみに濃度は、市販カラーのものはほとんど6%

サロンカラーは1.5〜6%まで調整出来ます。

 

6%に設定されている理由なんですが、例えば白髪染めの場合、

ほとんどの方が6%濃度時でないと白髪に色が入りません。

美容師が染める分には塗りムラなども少なく、塗布量も適正に染められますので、

白髪にしっかり色が入りますが、、

 

お家で染める場合は染めむらなども起こりやすいですよね。

もし染まらなかったら、

「この市販カラーは染まらないから違うのを買おう」

ってなるじゃないですか?

なので、市販カラーは基本6%で作られています。

 

んでですね、この過酸化水素の濃度って髪の毛のダメージに直で関わってきまして、

3%と6%でも全く違ってくるんですよね。

なのでほとんどの美容室の場合、

カラーしたことのある髪の毛の部分に対しては6%は使いません。

(メラニンを削る場合は使うこともありますが・・・)

 

なので、ピンポイントで根元付近だけキレイに薬剤を塗布出来れば問題ないのですが、

自分でやるのはなかなか難しいですよね。

(美容師でもセルフカラーは塗布ムラになりますので・・)

 

過酸化水素の濃度が6%で強い薬剤ということを

ぜひ覚えておいて下さい。

 

 

②アルカリ剤が強いのが入っている場合が多い

先ほどは過酸化水素のお話でしたが、今度はアルカリ剤です。

前述した通り、カラー剤は1剤と2剤を混ぜて作ります。

2剤が過酸化水素でしたよね。

1剤は染料、コンディショニング成分、そしてアルカリ剤というものが入っています。

アルカリ剤はわかりやすく言うと、

キューティクルを開いて毛髪の中に染料を入れるための役割

なんです。

 

このアルカリ剤、いろんな種類がありまして、

カラー剤の中に入っているものとして代表的なのが2つ。

アンモニア

モノエタノールアミン

この2つが入っていることが多いんですよね。

 

それぞれの特徴がこちら。

アンモニア
揮発性のため刺激臭はあるが、毛髪への残留は少ない。反応が速い。
アルカリ剤としては強め。サロンカラーは主にこちらが使われている。

モノエタノールアミン
不揮発性のため臭いは少ないが毛髪への残留が高い。反応が遅い
アルカリ剤の強さは強め。ホームカラーに使われていることが多い。

 

ここで2つのい大きな違いとしまして、揮発性というのがあります。

要は髪の毛の中に残留しやすいかどうかなんですよね。

アルカリ剤が髪の毛の中に残留しますと、髪が傷みやすい状態が続きます。

髪の毛が不安定になるんです。

 

モノエタノールアミンの方が臭いが少なく、反応速度も緩やかなので、

ご自宅でカラーする時には操作性としては良いのですが、

髪の毛に残るダメージは大きいということなんですよね。

 

ちなみに、ブリーチ剤なんかもこのアルカリ剤がたくさん入ってます。

ブリーチ剤は過硫酸アンモニウムという成分でまた違ったアルカリ剤です。

 

 

③アルカリ中和をしないので髪の毛が不安定なまま

アルカリ中和という言葉。

聞きなれないですよね。でもめちゃくちゃ大事なんです。

コレはどういうことかと言いますと、

カラーリングやパーマでアルカリ性に傾いた髪の毛のpHをできる限り弱酸性まで戻す

こういったことになります。かなりざっくりですね(^^)

 

髪の毛は本来、弱酸性(pH4.5〜5.5)が安定すると言われています。

外部からの刺激に対して強い状態ですね。

パーマやカラーなどはpH8〜12くらいまでアルカリ性の薬剤が多いです。

それが髪の毛につくと、髪の毛もアルカリ性になります。

そうすることで、毛の中の結合をいじったり、色素を脱色したりということが出来るんですよね。

 

じゃあ、アルカリ性に傾いた髪の毛を弱酸性に戻すの?

という話になるんですが、これがアルカリ中和の目的なんです。

これってじつはなかなか難しいんです。

アルカリ性に傾いた髪の毛は、簡単に弱酸性に戻せません。

強い酸性の酢やレモン汁をかけたら戻るの?って話でもないんです。
(これやると髪の毛傷みます笑)

サロンでアルカリ中和は専用の薬剤を使って、

中和する必要があるんですよね。

 

これをやることで、髪の毛が弱酸性に寄ってくれるので、

お家でも髪のダメージを抑えられますし、カラーの色持ちも良くなります。

 

それでですね、残念ながらこのアルカリ中和、やっているサロンとそうでないサロンがあります。

通常カラーのシャンプーの時や、パーマの後にやる場合が多いですので、

通っているサロンで意識してみて下さい。

 

まとめ

市販カラーのデメリットとして、

過酸化水素濃度の調整が出来ない

アルカリ剤が強いのが入っている場合が多い

アルカリ中和をしないので髪の毛が不安定なまま

こちらの3つをお話しさせて頂きました。

 

この3つって髪の毛の中の目に見えないところのお話なんですが、

キレイな髪の毛を保つためにとても大事なんですよね。

 

僕は個人的には市販のカラーはオススメしません。

もしどうしても使うのであれば、

クリームタイプのもので白髪が気になるところに部分的に使うこと。

 

次のサロンカラーまでの繋ぎとしてホームカラーを行うことをオススメします。

 

こんな感じもぜひぜひご参考までにどうぞ〜

 

セノウ

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