だいたいの皆様が思うことではありますが、
『パーマをかけても家で上手くスタイリング出来るか不安・・・』
そうなんですよね。美容室でパーマをかけても家でスタイリングが出来ない方がかなり多くいらっしゃいます。
では、上手くスタイリングする方法は???
これは正直どんなヘアスタイルかにもよってかなり違ってきます。
なので、ヘアスタイルごとにオススメのやり方をご説明しますのでご参考にしてください。
くるっとワンカールデザイン
クルッと毛先が入るような女性らしいワンカール。どの長さでもワンカールは髪の毛がキレイに見えたり、美容師さんがブローした内巻きの形が簡単に作れるし、扱いやすい。
①シャンプーした後、髪を乾かすときに保湿効果のある洗い流さないトリートメントをつけて乾かす。
②根元から乾かして、最後毛先はクルクルと指でねじりながら乾かしていく。
③朝、ドライヤーで再びクルクルしながらまとめる。
④ワックスをつける。
出来れば、ロールブラシなどで軽くブローをするとさらにツヤが出て良い感じになるかと思います。
注意しなければいけないのが、ワンカールの場合、肩の付近の長さでかけるときにはスタイリングによっては逆にハネやすくなったりもします。
そんなときは、おでかけ前に髪を全部濡らしてからドライヤーをし直す必要がありますので、ちょっと大変かと思いますがそれくらい肩付近の長さはスタイリングが難しい長さではあります。
上からフワッとするウェーブパーマ
クセ毛風とも言われたりしますが、トップがペタンとしやすい方は、上の方からフワッとなるようなウェーブのパーマをかける場合が多いかと思います。
注意して頂きたいのが、クセ毛風のパーマはワンカールのパーマに比べてパサつきが出やすい。
なので、お家でのスタイリングもしっかりと行わないとパーマが上手く出なかったり、パサパサのパーマになってしまいがちです。
①シャンプーした後に、保湿系の洗い流さないトリートメントをつける。
②根元を中心に乾かしていく。夜はこれでOKです。
③朝起きて、髪全体をシャワーで濡らすか、スプレイヤーで程よく水分を含ませる。(ちょっと湿ってるかな?くらいがベスト)
④やや固めのワックスムースを多めに揉み込んでつける。
⑤水分をドライヤーの弱風で飛ばすか、自然乾燥させる。
夜、寝ている間にどうしてもパーマはのびてしまいます。
一般的なパーマの場合は、乾いている時よりも濡れている時の方がパーマ感が出るので、トップからフワッとさせたい場合は髪に程よい水分を与えることが大切です。
パーマを最大限に出すには、やや固めのワックスムースが1番簡単かと思います。
固形のワックスよりも全体にまんべんなくスタイリング剤が行き届くので、スタイリングがかなり楽にできるんですよね。
デジタルパーマやエアウェーブなどの場合
濡れている時よりも乾いた時の方がパーマが出やすいのが、デジタルパーマが代表的なホット系パーマの特徴です。
このパーマの場合、朝髪を濡らすという行為を省けるため朝の時間を短縮することが出来ます。
ただ、乾燥しやすい髪に変化してしまうため、オイル系の洗い流さないトリートメントを乾かす前、乾かした後につけてあげるのがポイントです。
そんなこんなで・・・
パーマをかけると必ず髪はダメージを受けます。
それは髪の毛に本来備わっている水分を保持する力とキューティクルに存在する自然な油分がなくなってしまうため。
パーマを上手くスタイリングするにはその2つを適度に補っていかないと必ずパサついてしまうので、洗い流さないトリートメントは必須です。
もし、パーマをかけた直後に、髪の毛が著しくバサバサになってしまったり、ウェーブが出ないけどただ広がる・・・そんな状態になってしまったらパーマは失敗だと思った方が良いかと思います。
そうなってしまうと、いくらトリートメントをしても髪は良くはなりませんので、残念ですが切るしかありません。
そうならないように、お家でのヘアカラーは控える、普段から髪をしっかりと乾かす、パーマの予定があるならばブリーチ等のハイトーンカラーは控える・・・などの日々の髪に対するケアが大事かと思います。
パーマをかけると髪型は必ず素敵になりますが、その分のケアも絶対に必要になってきますので、ただ単純に
「スタイリング楽にしたいからパーマをかける」
ということだと、もう1度考えた方が良いかもしれません。
場合によってはコテで毎朝やる方が良い方も多いですしね。
それでも、今旬なナチュラルな質感、コテでは出ないようなフワッと感はすごく魅力的かと思います。
パーマをかけた皆様がより周りから誉められたり、クオリティの高いパーマスタイルをキープするための参考になれば嬉しいです。
ぜひぜひご参考までに。。。