【美髪矯正】ショートヘアで美髪矯正をする時のポイント

こんにちは^ ^

松戸美容室naitreのくせ毛専属美容師のセノウです。

このブログではリアルなお客様の仕上がりを解説しながら載せています。

美容師さんもクセでお困りのお客様もぜひぜひ参考にして下さい⭐︎

ショートヘアで美髪矯正をする時のポイント

先日ご来店頂いたお客様(^^)

現在2人のお子様を子育て中で、時間に追われている毎日をお過ごしで、

髪に時間をかけている余裕もないためバッサリショートにチェンジしたいとのオーダーです。

がしかし、、産後ならではのお悩みがあるとのことで、

出産後に抜け毛が多く、髪が少なくなったのが悩みです。あと、それが伸びてきてなのか短い毛が出てきたり。。クセも以前より強くなったような気がして・・・

そうですね。。産後は急なホルモンバランスの変化で、抜け毛が多くなりますよね。とにかく朝も大変だと思いますので、ショートにするなら美髪矯正をして、夜のドライヤーの時間と朝のスタイリングの時間を楽にしましょう

ショートヘアで美髪矯正をするときの大事なポイントは2つ、

・ボリュームが出やすい薬剤調合

・毛先まで自然な内巻きにする

これがめちゃくちゃ大事です(^^)

詳しく書きますと、、

ボリュームが出やすい薬剤調合

『抜け毛が気になる』とのことでしたので、特に産後はお顔周りと頭頂部の抜け毛が多くなる傾向があります。薬剤を選定する段階で、アルカリ剤を極力抑えた調合(バージン毛以外はノンアルカリでOK)で髪の弾力を損なわないようにするのがポイントです。
僕の場合は基本はシステアミン、酸性の場合はスピエラの還元剤を使用しますがハリが出やすいように、システインを混ぜるのも効果的ですね。
中間処理は低分子のケラチンをしっかりと補給して弾力をプラスします。

毛先まで自然な内巻きにする

アイロンワークで、どのくらい毛先を内側に入れるか？ってすごく難しいポイントです。
ショートの場合はカットにおいてもグラデーションを入れて切る場合がほとんど。
なので、毛先は内側に入れて、Cカールの重なりによる自然なボリュームを出すようにコントロールします。
長めのボブなどの首のカーブによる跳ねやすい長さの場合は、乾かし方に依存しやすくなるので、内巻きを弱めに毛先までナチュラルなストレートにした方が再現性が高くなります。

どれだけお家でサロンの仕上がりを簡単に再現出来るか？

これにこだわると施術が変わりますよね(^^)