こんにちは^ ^
松戸美容室naitreのくせ毛専属美容師のセノウです。
このブログではリアルなお客様の仕上がりを解説しながら載せています。
美容師さんもクセでお困りのお客様もぜひぜひ参考にして下さい⭐︎
矯正をした髪はパーマがかけられないって本当？いやいや、じつは出来るんです!!
本日の記事はこちらの内容について語っていきたいと思いまする。
矯正をした髪にパーマがかけられない。。
美容室でこんな風に言われたことがある方もいらっしゃるんじゃないかと思います。
これ、結論から言いますと、
半分正解で半分間違い。
髪の毛の状態によってはかけられるということなんです。
先日のお客様。3ヶ月くらい前に美髪矯正をかけさせて頂いて、
今回は前下がりのボブにカット。
毛先の状態はこんな感じですね。
矯正をした後のまっすぐ感が少しありますね。
では、この毛にワンカールのパーマをかけていきましょう。
こんな感じで。シンプルに1.5回転。
薬剤はアルカリ剤不使用のタイプを使用してます。
(酸性じゃなくてアルカリ域の薬剤)
ここめちゃくちゃ大事なポイントなんですが、
アルカリ剤が入っているパーマ液だと髪の毛のダメージが一気に上がってしまうんですよね。
バージン毛やカラーをしてあるけど太くて硬い毛に対してはこのアルカリ剤は必要なんですが、
矯正をしてある髪の毛に対してはアルカリ剤は不要なんです。
中間水洗前の状態でしっかりカールが入ってますね。
2剤でカールがしまることも考えてこれで中和しました。
仕上がり
いい感じにかかりましたね〜(^^)
スタイリングは、水スプレーでハーフウェットにしてからの、
オイルを揉み込むだけの簡単な感じです。
矯正毛にパーマをかけるときの注意点
冒頭にも書いた通り、髪の毛の状態でパーマがかかるかかからないかが決まります。
ちなみに矯正毛にパーマをするのはやめた方が良い場合の髪の毛の状態は、
・髪の弾力がないくらいのダメージ
・ブリーチと矯正の両方をしてある
・タンパク変性をしていて髪が硬い
・ホームカラーをして1週間以内
・ヘナをしている
ざっとこんな感じかと。。
特に大事なのはタンパク変性の度合い。
どのくらいの強さで矯正をしたのか？
膨潤しっかりでアイロンで潰すような矯正をしてある場合は
かかったとしてもバサバサになって終わります。
エイジング毛も難易度は上がりますが、
上手な矯正をしてある状態ならばいけます。
(そもそもエイジング毛にキレイに矯正が出来る美容師さんはかなり少ないのですが・・)
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