こんにちは^ ^
松戸美容室naitreのくせ毛専属美容師のセノウです。
このブログではリアルなお客様の仕上がりを載せています。
美容師さんもクセでお困りのお客様もぜひぜひ参考にして下さい⭐︎
エイジング毛+捻転毛のくせ毛を柔らかい自然なストレートにチェンジ
1. Beforeの状態
年齢を重ねると、髪の内部構造やキューティクルの状態が変化し、
いわゆる“エイジング毛”と呼ばれる状態になりがちです。
根元からのうねりや波状のクセに加えて、“捻転毛”(毛の内部のタンパク質がねじれて生えてくるクセ)の比率も増えてきます。
乾かすとぱさっと広がる、ハリ・ツヤを失ってまとまりにくい
まさに、そんなお悩みを抱えていらっしゃる方はエイジング毛が原因。
今回のお客様も、根元近くからゆるい波状のクセがあり、
さらに表面にエイジング毛特有のふくらみ・広がり、そして内部では捻れてしまっている毛が混在していました。
2. 施術内容
まずはクセの種類を丁寧に見極めます。
波状毛・捻転毛・エイジング毛のミックスという状態なので、
薬剤選定・工程設計が非常に重要です。
波状毛には比較的反応しやすい還元剤を用い、
捻転毛には結合を切る反応に時間がかかるため、
薬剤の種類・放置時間・中間処理など見極めながら進めていきます。

エイジング毛では、髪の内部成分が流出・傷みが進んでいるケースも多いため、
CMC・活性ケラチンなどの中間補強処理を併用しながら、
過度な膨潤・薬剤パワー過多にならないよう配慮します。
特に1剤の還元反応後の膨潤は中間処理でコントロールをして、
アイロン時に髪の毛が極端に潰れないよう調整するのが大事なポイントです。
アイロンワーク時には、
毛先に向けて“自然な丸み”を演出するようにワンカールを意識し、
ストレートでも地毛っぽく柔らかい質感を目指しました。
3. Afterの状態
仕上がりは、乾かしただけでブラシを使わずともまとまり、
毛先に軽く内に入る“丸み”のあるストレートヘアに変化しました。
施術前の広がり・パサつき・ねじれ癖が落ち着き、手ぐしでも滑らかに伸びる質感へ。
特にエイジング毛で失われがちなツヤやハリも、適切な補修処理と矯正技術により回復が見られ、「地毛がきれいだったらこういう感じ」という印象を演出できています。
お客様も「朝のセットが断然ラクになった」「髪がふんわりしつつ落ち着いた」と大変喜んでいらっしゃいました。
4. エイジング毛+捻転毛の縮毛矯正のポイント
エイジング毛と捻転毛という「クセ+加齢変化」が重なった状態は、
矯正施術の難易度が上がるんですよね。
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クセの種類を的確に診断:波状毛・捻転毛・エイジング毛では反応の仕方が異なるため、矯正剤や工程をそれぞれに合わせて調整することが必須です。
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中間補強処理の併用:エイジング毛では内部のタンパク質・脂質量が減少していることが多いため、還元反応の前・中・後でCMC・ケラチン補給を入れることも必須。
ケラチンも内部結合の効率が良い活性ケラチンを使用することで、より仕上がりの質感と形成力が上がります。 -
薬剤パワーと放置時間のバランス:捻転毛はねじれが強いため時間が掛かる場合がありますが、エイジング毛だと過剰な薬剤・長時間放置が“髪を潰す”原因になるため、薬剤選定・放置時間・アイロンワークのバランスがとても大事なんです。
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アイロン操作で“丸み”を演出:ただまっすぐにするだけでなく、毛先に軽く丸みをつけることで自然なストレート感を作り出します。
これが、加齢とともに気になる“真っ直ぐすぎて硬く見える矯正”との違いになります。エイジング毛は内部のタンパク質が少ない(微シス毛のような感じ)なので、処理剤を使用し擬似的に健康毛に近づけつつ、形をつけていきます。使用するアイロンでも仕上がりが全く違ってくるんですよね。 -
アフターケアも念入りに:矯正後のキープのためには、ホームケアで保湿・補修を継続し、薬剤施術によってゆるんだ結合を守ることが重要です。
特にシャンプー剤はこだわった方が綺麗な質感が長く続きます。
乾かしただけの状態ですが、ツヤが全く違いますね!
こんな感じもぜひぜひご参考までにどうぞ!!
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