超絶に透明感のあるミルキーアッシュ。
こちらのお客様、、、
もともと明るかった髪色を黒染め近くの状態までトーンダウンをしていまして、
他店で明るくしたのですが、、、
赤みが強く出てしまう典型パターン
極端なトーンダウンや黒染めをした髪を明るくするときに、ほぼどんな髪も赤系が強くでてしまうというリスクがあります。
これは、もともと黒っぽさやこげ茶色に強く含まれている赤みが原因で、これが髪の中にしっかりと入り込んでしまうんです。
「アッシュ系で明るくしたい」
こんなオーダーは超多いのですが、美容師さんは大体、
『黒染めをしているから厳しい』
『ブリーチしないとアッシュはキレイに出ません』
という風な感じが多いと思います。
じゃあブリーチで。。。(うわーマジか。。。髪傷むわ。。。)心の声
そもそもブリーチをするってことは相当な覚悟が必要だと僕は思います。
ブリーチをした部分は、とてつもなくダメージを負うわけですから、
髪の根元の部分をうかつにしブリーチした日には、
あと何年その部分と付き合うのか???
それくらいの覚悟が必要だと思います。
(ショートヘアやグラデーションカラーは別として。。。)
じゃあどうする?脱、黒染めハイトーンアッシュ
個人的には、ライトナーというブリーチ手前のカラー剤を使って2度染めてしまうのが1番だと思います。
2度染めるというのは、その日に2回カラーをしてしまうということ。
①しっかりと前処理を施し、ライトナーで色素を抜く。
②なるべく濃いめのアッシュをウェット状態で入れ込む。
これで、赤みはかなり消えて、やや明るめくらいのアッシュになります。
そう、やや明るめのアッシュになるので、
「えっ?もっと明るめが良かったんだけど。。。」
こういう風に思うかもしれませんが、その後1ヶ月後にもう1度同じようにカラーをしてあげることで、希望の色味までもっていくことができます。
ブリーチ→色味満足→1年間超ダメージヘア
ライトナー×2→色味まあ満足→ダメージ最小限
この差が大きいんです。
(最終的な完成系の目安はコレです)
ぜひ、カラーのご参考までに。。。
8月&9月お休み表
赤がお休み、青が遅番です(^^)