こんにちは^ ^
松戸美容室naitreのくせ毛専属美容師のセノウです。
このブログではリアルなお客様の仕上がりを載せています。
美容師さんもクセでお困りのお客様もぜひぜひ参考にして下さい⭐︎
ロングヘアで縮毛矯正をするときの注意点
先日ご来店いただきましたお客様のご紹介です。
まずは、ビフォアの状態から。
こうして画像で見ると、そこまで髪の長さは感じないのですが
実際に見ると、かなりのロングヘアのお客様。
縮毛矯正をかけるのは、人生で2回目と言うことで、、
もうかなり前に1度だけかけたことがあるそうですが、
すぐにクセが戻ってしまった
と言う経験があるそうでして・・・
そういう方って非常に多いんですよね。
縮毛矯正でクセが戻ってしまう原因は基本的には3つ。
・ 髪の毛の結合の還元不足
・ アイロンの 熱入れ不足
・ 2剤による酸化定着不足
この3つのうち、1つでもうまくいっていないと
クセがすぐに戻ってしまう原因になります。
今回は、美髪矯正をキレイにかけさせて頂いて
大変身をしていきたいと思います。
こちらのお客様 の場合、クセの種類は
波状毛メインの捻転毛が少し入っているような毛質。
このくらいの髪の長さになると、
重さによってクセが抑えられる効果が高くなりますので
例えばミディアムだったり、ショートにすると
もっとクセが出てくる感じです。
そういった意味では、
ロングヘアは矯正が長持ちするんですよね。
ロングヘアで縮毛矯正をする場合、
お客様も美容師も気をつけなければならないことが1つあります。
それは、
施術履歴の共有
これってめちゃくちゃ大事なんです。
過去にどんな施術をしたことがあるのか
パーマ、 ブリーチ、 縮毛矯正、 酸熱トリートメント
こういった履歴があると、髪の毛のキューティクルの強度や
毛髪の中の結合のダメージまで大きく関係してきます。
でも、正直あんまり覚えていないと言うお客様が多いです。
こちらのお客様くらいの髪の長さになると、
毛先は2年前以上の履歴の毛になります。
2年以上前にどんな施術をしたかというのを
共有することってすごく大切なんです。
なぜなら髪の毛は一度ダメージをしたら治ることは無いからです。
前述した通り、
お客様側は2年前の履歴を覚えている事は稀です。
というか覚えていらっしゃらないのが普通ですよねw
なので、美容師側が毛先の状態を
特に慎重に毛髪診断をする必要があります。
今回のお客様の毛先の状態は、
毛先20センチくらいにブリーチ履歴があると判断しました。
そこの部分の薬剤を酸性の薬剤を使用し、
アルミを貼り付け、物理的な力を加えて、
還元反応をさせている状態からストレートアプローチをしています。
これは、弱い薬剤で施術をするとき、
特にロングの方の毛先は、
切れ毛になっていたり自然に毛量が少なくなっている場合が多いので
とても効果的なんです。
仕上がりがこちら
乾かしただけの状態です。
きれいなストレートに仕上がってますね。
今回のこちらのお客様の施術の場合、
また繊細にやらなければいけない理由がありまして
縮毛矯正をかけた後にヘアドネーションをしたい
と言うお客様のご希望がありました。
ヘアドネーションは、基本的には健康な髪の毛が理想ではありますが、
極端なダメージがない状態であれば、
縮毛矯正をかけた髪の毛でも受け付けてもらえるそうです。
パキパキのストレートにしようと思えばもっとすることはできます。
ただそうすると、髪の毛本来の柔らかさが失われて、
もちろん薬剤が強くなってくる分のダメージも残ります。
縮毛矯正はヘアデザインを作る上での1つの手段であると
私は考えています。
ストレートでピッカピカにすることも1つですが、
お客様のライフスタイルや、これからのヘアの方向性に合わせたデザインとして
皆様の髪の毛に寄り添って行ける美容師でありたいですね。
最後に施術前後の比較画像をもう一度。
Before
After
ご来店ありがとうございました。
こんな感じもぜひぜひご参考までにどうぞ!!
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平日→1ヶ月前、土日→2ヶ月前を目安にご予約下さいませ。
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