こんにちは^ ^
松戸美容室naitreのクセ毛専属美容師のセノウです。
このブログではリアルなお客様の仕上がりを解説しながら載せています。
美容師さんもクセでお困りのお客様もぜひぜひ参考にして下さい⭐︎
波状毛のクセはショートの相性◎なんです
先日ブログを見てご来店のお客様^ ^
美シルエットのハンサムショートにカットさせて頂きました。
こちらがBefore&After
こちらの仕上げはハンドドライのみです。
ブラシでブローはしていませんよ〜
Beforeはクセがあるように見えますが、カットで抑えています。
カットで抑えるってどういうこと??
ってなると思いますが、
ここを詳しく解説していきます。
↑こちらがBeforeですね。
全体ちょっとうねってるかな〜くらいの感じですが、まずこの表面に出てくるクセの場合けっこうな割合で、
結びグセ
が原因です。
すべての方がそうなることでもないのですが、髪質が柔らかい方の方がなりやすい感じはしますね。
こちらのお客様はまさにそのパターン。。
クセ毛の種類は波状毛です。
波状毛は比較的、カットやストレート施術で収まりやすいんです。
なぜなら髪の毛自体のねじれがないから。
同じクセでも、ねじれとうねりは別物なんですよね。
波状毛の場合、
髪の内側にウェーブが出ていることが多いです。
まさにこんな感じですね。
ねじれが無いので、ツヤ感があります。
じつはこの画像のうねり、波状毛の特徴ですが、
髪の毛自体の中のタンパク質構造は直毛の方に近いんです。
なのにうねっている・・・なぜか??
それは毛穴から髪が生えてくるときの方向が曲がっているからなんです。
ただ、クセ毛というのは部分的に性質が異なりますので、
例えばミドルセクション(ボリュームをコントロールする場所)
こちらは若干ねじれも入っています。
捻転毛というクセ毛の種類ですね(^^)
アンダーセクション→波状毛
ミドルセクション→波状毛+やや捻転毛
この毛髪診断がめちゃくちゃ大事なんです。
このクセの見極めがしっかり出来る美容師さん少ないんですよ。
これがなぜ大事かというと、
波状毛と捻転毛では反応する薬剤成分が違うから
厳密にいうと、そもそものクセの原因が違うので直し方が違うんです。
(矯正してアイロンでプレスして髪が潰れる矯正をしてしまえば、まぁまっすぐにはなりますが・・・)
ちょっと脱線しましたね。
今回はカットで収めるという話でした(^^)
Afteのクセはこうなります
クセが内側に収まる位置で長さを設定して、
スライドカットでクセ毛の凸部分を削る
これだけです。
あとは、クセの弱い表面の髪を上手く利用してフォルムを作ります。
そうすると、ハンドドライでもこのような仕上がりになります。
何度も言いますが、本当にクセ毛の種類や強さの見極めが大事なんです。
同じクセ毛でも、ストレートが必要になる場合もありますしね(^^)
大変、喜んで頂いて良かったです。
(嬉しい口コミまで頂きました)
ハネないのは偶然ではなく、必然的にそのように切っているからなんですよね(^^)
ハンサムショート、ノーブルショート、マッシュショートと
ショートはたくさんのデザインが楽しめるのがいいですよね!
今回は熱が入りすぎてオレンジばっかりでしたねw
究極に扱いやすく素敵なショートにされたい方はぜひぜひご相談下さいませ!!
こんな感じもぜひぜひご参考までに!!
ご予約はこちらからどうぞ☺︎↓↓↓