こんにちは^ ^
松戸美容室naitreのくせ毛専属美容師のセノウです。
このブログではリアルなお客様の仕上がりを解説しながら載せています。
美容師さんもクセでお困りのお客様もぜひぜひ参考にして下さい⭐︎
中学生の縮毛矯正あるあるで、『根本は伸びていたけど毛先のうねりが残った』
今回のテーマはこちらで書かせて頂こうかと思います。
これはちょっと前にご来店頂いたお客様。
8月でしたね、夏休みシーズン。
夏休みシーズンは学生さんの矯正が多かったりするんですよ〜
特に中学生。知ってます?中学生の時って、クセが強くなることが多いんです。
ホルモンバランスの影響ですかね?髪質変わるんですよ。
ロングヘアです。髪の毛はマジで健康でキレイです。
ただうねっていて、まとまらない状態。
バージン毛の矯正失敗あるあるでこんなことが良くあります。
『根本は伸びていたけど、毛先のうねりが残った』
よくあるのが3つの原因です。
①1剤塗布前の毛先がビチャビチャで薬剤が薄まってしまった
これあるあるです。1剤のアルカリと還元剤濃度は水で薄まります。
なので毛先の水分量と薬剤の塗布量はしっかりいった方が良いです。
②毛先がすかれていてアイロン入れたけどパサついてしまった
セニング荒れです。あえて毛先を動かすのに、多少すいてから矯正に
入るのは良いですが、入れ過ぎるとアイロンワークが難しくなります。
③毛先の熱入れが甘かった
毛先を軽くアイロンスルーしていませんか?
バージン毛の場合、根本がそもそも重さで伸びやすいです。
アイロンワークでは髪の毛に温度勾配しますので、
180℃のアイロンから25℃の毛に熱が移動した時に
毛先入れてるアイロン温度は140℃とかに下がります。
バージン毛に関してはイメージしているよりも
はるかにゆっくり毛先の熱入れが必要です。
この3つを意識出来れば仕上がりかなり違ってくるんじゃないでしょうか?
カラー毛とか、毛先にかけてダメージがある場合は
毛先の薬剤塗布量が少なくなってもまぁまぁいけるんですよね。
バージン毛の場合、ワンカップが多いと思います。
根本から毛先まで1つの薬剤でいきますが、
矯正の場合、根本付近の塗布料を多めにするクセが自然とついてしまうんですよね。
でもウェット塗布の場合、毛先の方がビチャビチャじゃないですか?
水で薬剤の還元剤濃度とアルカリ剤が薄まりますので
毛先の塗布料意識しないと毛先の反応が甘くなるんですよね。
あとはアイロン。
アイロン操作めっちゃ大事です。
セニングけっこう入っている場合でした必ずツインブラシで。
間違っても粗めのテールコームとかやめた方が良いです。
毛しっかり拾いきれないままアイロンで潰すことになりますから
セニング部分伸びが甘くなります。
あとはアイロンの温度低下に注意です。
毛先に行くにつれてけっこう温度下がりますので
ゆっくりやらないと毛先140℃くらいの温度になってる可能性もありますからね。
このような感じで仕上がればOKですね。
25分かけてじっくりと還元させています。
薬剤はシンプルにチオ+シスアミのハード系をやや軟毛でしたので、
アルカリ剤はアンモニアがメイン3〜4くらいのを使っております。
個人的にすごく思うところなんですが、
中学生とか小学生もそうなんですが、
初めてやる縮毛矯正って失敗したらNGだと思うんですよね。
失敗っていうと、伸びないか、すごく傷むかの2択だと思うんですが、
どうせやるなら最高の仕上がりにして感動させてあげたいですよね。
年頃ですので、私もそのくらいの娘おりますので。よーくわかるんですよね。。
多分、そのくらいの仕上がりをイメージしてご来店されてると思うんですよね。
シンプルだからこそ難しいところもあるバージン毛の縮毛矯正。
こんな感じもぜひぜひご参考になればと思います。
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こんな感じもぜひぜひご参考までにどうぞ!!
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