【美髪矯正】軟毛さんの矯正で絶対にやってはいけないこと




こんにちは^ ^

松戸美容室naitreのくせ毛専属美容師のセノウです。

このブログではリアルなお客様の仕上がりを解説しながら載せています。

美容師さんもクセでお困りのお客様もぜひぜひ参考にして下さい⭐︎

 

軟毛さんの矯正で絶対にやってはいけないこと

↑↑変身動画になります↑↑

 

先日、美髪矯正とカットのご希望でご来店頂いたお客様(^^)

去年、初めてご来店頂いてから3回目になります。

通って頂いて本当にありがとうございます!

 

まずはBeforeの状態から見ていきましょう!

前回のカットから3ヶ月くらい経過した状態。

美髪矯正は6ヶ月前ですね。

根元のクセが出てきて、髪も伸びてショートだとこのくらい経つと扱いづらくなりますね。

 

ちなみに、初めてご来店頂いた時は、、

このようなクセが出ている状態でした。

髪の毛、すごくキレイになりましたね(^^)

 

そして、今回の仕上がりです。

乾かしただけですが、めちゃくちゃキレイになりましたね(^^)

 

軟毛さんの矯正で絶対にNGなこと

■アルカリ剤はほぼいらない

軟毛の方って髪がとても繊細なので、ダメージを受けやすいんですよね。

髪の中のコルテックス(かっぱ巻きに例えると米の部分)が通常よりも少ない。

それにキューティクルの枚数も少ない状態がほとんどです。

 

その毛に対して矯正やパーマ(もちろんカラーも)をしていく中で

薬剤の中のアルカリ量を減らすことがめちゃくちゃ大事になります。

 

アルカリ剤は矯正剤やパーマ液、カラー剤に入っていることが多いです。

(酸性○○やノンアルカリなども最近多いですね)

 

アルカリ剤の働きは簡単に言うと、キューティクルを開かせて髪の結合を切る成分が入る通り道を作る働きがあります。

軟毛さんの場合、もともとキューティクルの枚数も少ないですし、毛の体力も弱いので薬剤が中に浸透しやすいんです。

なので、アルカリを多く含む薬剤を使うのは絶対にNGなんですよ。

 

■アイロンのプレスNG

縮毛矯正はほとんどの場合、アイロンを使ってクセを伸ばす行程があります。

このときに、アイロンでギュッと押しつぶすような感じでやるのは基本的にNGです。

仕上がりがシャピーンとなってしまうような矯正

経験がある方が多いのではないでしょうか?これがほとんどの原因。

最初に書いたアルカリ剤と合わさった日には髪の形状が板のように潰れます。

不自然+長持ちしない

最悪な仕上がりになりますよね。

 

なので、特に軟毛さんの場合はアイロンはそっと髪に触れる程度でOK。

これで伸びないなら、1剤の薬剤選定を見直す必要があります。

セノウ
アイロンのプレスに関しては、酸性薬剤を使った場合はプレスすることもあります。でも僕はほぼプレスしません。

 

矯正に関しては、まだまだ大事な要素はたくさんあるのですが、

今回は軟毛さんの矯正について書かせて頂きました(^^)

 

縮毛矯正はすべての美容の技術の中で、美容師さんの知識と経験と技術が必要だと思っています。

それだけ、成功した時の感動だったり、逆に失敗してしまった時の代償が大きい。

僕もまだまだうまくなりたいと思いますし、時代が変わることで求められるデザインも変われば、新しい薬剤も出ますからね。

日々勉強です。

全国に上手な美容師さんたくさんいますからね(^^)

少しでも矯正で失敗してしまったという方が減って、縮毛矯正のネガティブなイメージが変わればいいなと思っています。

 

長文、読んで頂いてありがとうございました!

 

 

最近はご新規様のお問い合わせも多く、特に土日のご案内出来るお時間は限られてしまうのですが、

 

松戸でカットと縮毛矯正が上手な美容室を探している方はぜひご相談下さいませ(^^)

 

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