「あー髪黒くしなきゃなぁ。黒にするだけだから自分でやってまおう〜」
・・・あるある案件です。
髪を黒くするだけだから簡単!と思っている貴女!
そこに意外な落とし穴があるんです!
「ふげぇぇー!仕上がりがなんだか、ふげぇぇ!!」
と後悔する前に、
美容室でやった方が良い理由を書き記しましたので、ご参考にしてみて下さい。。
市販と美容室のダメージの違い
市販のカラー剤と美容室のカラー剤は薬剤のパワーが違います。
正確には美容室のカラー剤は、髪の毛の健康な部位とダメージがある部位で
カラー剤のパワーコントロールをしています。
髪質にもよりますが、黒染めの場合は明るい髪を黒くしていくわけですから、
もとの髪の状態がけっこう傷んでいる場合が多いです。
そこに市販のパワーが強い黒染めの薬をのせていくのは、
仕上がりのダメージがかなり出てしまう。。
カラー剤自体に含まれているコンディショニング成分も違うので、
手触りも違ってきます。
ちなみに、
黒髪でダメージをしている髪って、
ツヤの無さがより強調されるのでキレイに見えづらいんです。
黒染めするとカットしたくなる病
「黒くなったー!!んん・・・でも、なんだか、重い・・・」
これはほぼ皆さん感じますよね。
実際にサロンでカラーさせて頂いた後も、
軽くしたい衝動に駆られる方が大半。
あとロングの方なんかは黒くすることで、毛先のラインがより強調されて
切りそろえないとパサパサ感が目立ってしまう方も多いかと。。
色の見え方って、濃い色の方が重たくみえるので当たり前なのですが、
黒染めするとカットは必ずした方が良いですね。
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吸いこみ現象のリスク
いわゆる吸いこみ現象は、髪の毛のダメージしている部分に色素が入りこみすぎてしまうことです。
だいたいの場合は毛先が多いです。
自分で黒染めする場合、
髪の根元から毛先にかけて、根元付近の方が毛量が多く染めるのが難しい。
なので、根元付近は明るいまま残ってしまうことがあります。
それに対して、毛先は塗りやすいので、自然とカラー剤もたっぷりつけてしまうことが多いかと思います。
こうなると、見事な逆グラデーションが完成。。
周囲から、自分でやったの?という目で見られてしまいます。
ちなみに、黒染めを深く吸い込んでしまった毛先は、
ブリーチを使わないと少しも明るくできなくなってしまう場合もありますので、ご注意くださいませ。。
2ヶ月後の状態は…
前述した吸いこみ現象もふまえて、
本当に大事なのは黒染めをした後の2ヶ月後が大事です。
ベースがボロボロになってしまった黒髪の状態。
明るくするのにはブリーチも必要になったり、髪もハイダメージを負ってしまい、
集中トリートメントも必須で、結局高くついてしまったり・・・
美容室でのカラーは特に黒染めの場合、薬剤や放置時間で、
黒い状態の期間をコントロールすることも可能です。
もちろんダメージも出にくい仕上がりになります。
結果、安上がりだったりするんですよね。。
ご参考になりましたでしょうか?
んでも結局のところ、美容師の立場として、
髪を傷ませるのが嫌というのが本音です。。
黒染めのリスクを知った上で、
ぜひ美容室で染めることをオススメします。。