美容院でパーマをかけた際に、
あれ?なんかイメージと違う・・・
なんてこともあるかと思います。
大体の失敗は2つ。
・パーマがかかっていない
・パーマがかかりすぎている
今回は後者のパーマがかかりすぎた際の見極めと対処法についてご説明していきます。
まずそのパーマ、ビビり毛になっていませんか?
とてもとても重要なのが、
強くかかってしまったパーマがビビり毛になっていないか?
というので大きく対処法が変わります。
ビビり毛とはわかりやすく言うと
髪の毛をパーマやカラーの薬剤によって必要以上にダメージさせた際に起きる髪の毛の状態。水分を吸いやすく、濡らした際にはテロテロとした手触り、乾かすとチリチリな状態になる髪の毛。
さて貴女の髪の状態は大丈夫ですか?
ビビり毛になってしまった状態の髪は、乾かした時にチリチリに広がりますので、感覚的にはパーマが強くかかりすぎているのでは?と思う方も多いかと思います。
しかし、ビビり毛になってしまった場合、パーマをキレイに出すことは不可能と考えて下さい。
広がる部分をカットするか、もしくは専門的な技術をもった美容師さんにストレートパーマをかけてもらうのが良いかと思います。
(断毛する場合もあるので専門的に出来る美容師さんに必ずご相談された方がよいかと思います)
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かかりすぎている箇所は?
美容師さんはデザインによって、かける強さを部分的に変えることもありますが、
パーマがかかりすぎてしまった場合、どの部分が強くかかってしまっているかも重要になります。
例えば、よくあるパターンとして
前髪やこめかみの毛先が跳ねてしまう・・・というのがあります。
こういった場合、弱めなストレート剤をつけるだけでちょうどよくなるパターンが多いです。
「ちょっと前髪のパーマ弱く出来ますか?」
と遠慮せずに美容師さんに相談してみましょう。
(下手すると全部とれてしまうので、セルフではやらないで下さいね)
全体的にパーマが強いな・・・と感じる方は、かけてもらった美容室に電話してもう1度見てもらうと良いでしょう。
施術後○○日間はお直し無料などの美容室も多いかと思いますので、まずは電話するのが1番かと思います。
ちなみに、パーマをゆるくする施術はクリーム状のパーマ液を使って短時間でゆるくする方法、もしくはクリーム状のパーマ液でパーマを落としつつ太めのロッドでもう1度かける方法などがあります。
(個人的に私の施術方法なのでご参考までに・・・)
髪質別にみる対処方法
ここからは髪質ごとに、強くかかりすぎたパーマの対処方法をご紹介していきます。
【髪質が太く直毛の方】
パーマをゆるくすることは自分でも出来る場合が多いです。それは必要以上に多い回数シャンプーをすること。ドライヤーで乾かす際に引っ張りながら乾かすこと。重めなヘアオイルをつけて乾かすこと。
【髪質が細く直毛の方】
こちらも上のパターンとほぼ同じ場合が多いです。ただ、重めなヘアオイルは髪がベタベタになってしまうので避けたほうが良いかと思います。
この髪質の方は髪を乾かした際にパーマが伸びやすい方がほとんどなので、1週間ほどでなじんでくれるパターンが多いです。
【髪質に限らずくせ毛の方】
くせ毛の方のパーマは持ちが格段に良くなります。なのでかかりすぎた場合に落ちずらくなるので、セルフでどうこうするのは考えないほうが良いでしょう。
美容師さんと相談しつつ、ストレート剤でパーマをほど良く落とすのが最善かもしれません。
【上の3つに該当しない方】
全てにおいてそうなのですが、かかりすぎの度合いによります。パーマは毎日シャンプーをするペースであれば、1〜2週間でやや落ちてくる場合が多いのですが、心配であれば担当した美容師さんに相談するのが良いかと思います。
もしその美容師さん以外にやってもらいたいという場合は、そのお店の別の美容師さんが良いです。
なぜかというと、パーマをかけた後はもともとの髪質がわからなくなるので、少しでもご自身の髪の情報がある美容師さんの方が良いかと思います。
どんなパターンでも、自分でなんとかせずに、まずはやってもらった美容室に相談するのが1番ですね。
デジタルパーマは落ちずらい
デジタルパーマでかかりすぎた場合は、熱の作用によりでパーマ自体が落ちずらくなります。
極端に失敗の少ないパーマではありますが、大体の場合、縮毛矯正と同じ薬剤を使う場合が多いので、ビビり毛には注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
パーマがうまくいかず残念な気持ちになるかと思いますが、
美容師さんには遠慮なく言うのが1番です。
(ビビり毛の場合はクレーム級ですが・・・)
正直、パーマはスタイリングによっても大きく変わりますが、
その辺も含めて現状と理想を伝えるのがベストかと思います。
皆様のパーマのお悩みが少しでも減りますように。。。