こんにちは^ ^
松戸美容室naitreのクセ毛専属美容師のセノウです。
このブログではリアルなお客様の仕上がりを解説しながら載せています。
美容師さんもクセでお困りのお客様もぜひぜひ参考にして下さい⭐︎
ということで、今回は、
くせ毛のショートをまとまりやすくするためのポイント4つ
ではさっそくいきますね(^^)
①ハネる位置を見極めたレングス
クセ毛の方で多いのがこの2種類のタイプのクセ毛です。
捻転毛→ねじれて縦に広がるクセ
波状毛→波打って横に広がるクセ
ちょっと表現が極端ではありますが、こんなイメージ(^^)
カットで収めやすいのは波状毛の方です。
捻転毛は強くなればなるほど、縮毛矯正の必要が出てきます。
こればかりはカットでは難しいです。
大体の方は両方が混ざり合っているので、プロによる見極めが必要なんです。
髪型がうまくいかないときって、大体ハネてしまうことが多いですよね?
外ハネボブのような肩の位置で狙った外ハネなら良いですが、一部分だけピョンとハネてしまうと、なんだか変な感じになってしまいます。
ハネる原因は長さであることが多いですね。
量を取りすぎてもハネる場合がありますが、
波状毛の波打っているところの収まる長さで切ることがとても重要です。
そして、その収まる長さとお客様一人ひとりい似合わせたショートを作っていくのがくせ毛ショートの最大のポイントです。
②テンションをかけて切らない
テンションって聞きなれない言葉かと思いますが、美容師さんがよく使う引っ張る強さみたいな感じです。髪の毛の緊張感みたいな、これのがプロっぽく聞こえますねw
髪の毛は水素結合というタンパク質の結合があって、これは濡れているときに切断されて水分が飛ぶと再結合します。
水素結合にクセがある方は、濡れているときは素直だけど、乾くと爆発するなんて場合もあります。
どういうことかと言いますと、、
濡れているときに引っ張ってきると、乾いたときにカットラインが崩れる
これなんですよね。
くせ毛は1cmのカットの違いで一気に短くなったりします。
なのでウェットカットはハンドブローをするようなイメージで切ってあげると乾いた時にイメージした形になりやすい。
なのでクシも粗めのものを使った方が良いですね(^^)
③好きバサミは毛先だけ、あとは間引く
くせ毛の方は髪の量がなにより気になります。
髪の毛のクセがぶつかり合ってボリュームに変わるからです。
しかし、むやみやたらにすきバサミをいれると、パサつきやすくなり、量は取れているけれどもバサバサ〜と広がるような感じになってしまいます。
これをやってしまうとツヤ感ゼロな仕上がりになります。
本当は全てハサミでカットをしたいところですが、バッサリ切る場合など時間が果てしなくかかってしまうので、毛先のみ好きバサミを入れるようにしています。
もちろんそこでもすき過ぎはNGです。
髪の毛は部位ごとにクセの強さが違います。
1本1本わずかに違います。
なので、量をとる時に、
なるべく真っ直ぐな毛を残しつつクセの強い部分を間引く
この切り方がとても大事です。
④ツヤが出るオイルをつける
くせ毛の髪質をキレイに見せるのに絶対に必要なもの。
シルエットとツヤ感
シルエットは先ほどの①〜③の部分になりますが、
ツヤ感はカットだけだと限界があります。
なので、オイルを使ったスタイリングをオススメしています。
どんなにキレイにカットしていても、パサついて見えては意味がありません。
僕がオススメするスタイリング剤はこちら。
Nドットポリッシュオイル
5滴ほど乾いた状態の髪に馴染ませるだけで、驚くほどキレイなヘアスタイルが完成します。
柑橘系の香りで、自然由来の成分で出来ているのでどんな方でも使いやすくめちゃくちゃ長持ちします。
Nドットポリッシュオイルはこちらから購入することが出来ます。
ミニサイズでも1ヶ月以上もつので、お試しで使いたい方はミニもオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はくせ毛のショートをまとまりやすくするためのポイント4つをご紹介させて頂きました。
①ハネる位置を見極めたレングス
②テンションをかけて切らない
③すきバサミは毛先だけ、あとは間引く
④ツヤが出るオイルをつける
美容師さんはぜひぜひ意識してカットをしてみて下さい。
そしてくせ毛にお悩みの皆さまは、ご自身の髪質を理解して上手にカットをしてくれる美容師さんに巡り合えることを心から願っております(^^)
そしてこの切り方は、僕の個人の意見になります。
クセの状態によっては縮毛矯正が必要であったり、髪質改善でキレイにおさまる方もいるかもしれません。
なので、信頼出来る美容師さんの意見を参考にして下さいね(^^)
最後まで読んで頂きありがとうございました。